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今月のコラム

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カテゴリ: 今月のコラム 作成日:2021年09月25日(土)

 

 9月に入って、新型コロナウイルスワクチンの2回接種を終えた人の割合が、日本の全人口の50%を超えたと報じられました。日常生活では、相変わらずマスク等の3密対策や行動の自粛要請が継続していますが、それでも2人に1人は2回のワクチン接種済と考えれば、少しはワクチン効果で明るい兆しが見えてきても良さそうに思います。それとも、追加で3回目のワクチン接種が必要なのでしょうか? これからの食欲の秋、行楽の秋にかつてのように皆で楽しく会食したり、自由に旅行したりできるようになって欲しいものです。とりあえずは、延長続きの緊急事態宣言の解除が先決です。

 さて、もの思う秋の初め、つれづれなるままに思うのはFAXのことです。何故、今FAXなのかは、何しろつれづれなるままのことなので自分でもその理由は定かではありません。

 仕事上、顧問先との間で書類等のやり取りをすることが多いのですが、かつてはそれをすべて郵便等に頼っていた時代があり、そんな時代にFAXの登場は革新的でした。しかし、当初は価格が高く、必要性もそれほど認識されず、導入する会社もまばらでした。徐々に低価格化とともに便利さが認知されるようになると、ある時期を境に爆発的に普及しました。仕事には欠かせない事務機の主役の一つになり、取引先との受発注をFAXで行う会社も多くありました。

 中小企業でお金のない会社は珍しくありませんが、FAXの無い会社は珍しいくらいでした。事務所で仕事をしていると頻繁にFAXの着信音が鳴り響きました。終業後に名も知らない会社からの営業チラシがやたらと大量に送信されてきて、迷惑したり憤慨したりしたこともありました。

 それが、この頃では事務所からFAXを送信することも、顧問先からFAXを受信することもめっきり少なくなりました。コンピューター等の普及で、FAXよりはるかに便利に必要な情報をデータでやり取りすることができるようになり、気づいた時にはFAXの存在感が薄れ、主役の座から降りていました。いまだにFAXを利用することが多いのは、訃報や葬儀社とのやり取り等限定的になり、すっかり利用機会が減りました。

 全盛期には猫も杓子も利用していたのに、今では姿を消してしまった事務機にワープロがあります。その昔、私はシャープの『書院』を使っていましたが、それ以外にもNECの『文豪』、東芝の『Rupo』、富士通の『OASYS』などがありました。漢字変換機能も便利で、書類の作成といえばワープロでした。今ではワープロは死語になっています。若い人は、それ何? と言いそうです。ちなみに『書院』は2003年9月に生産中止となりました。

 かつて、ワープロが辿った同じ道を、FAXも辿っているかのようです。

 いずれは寿命が尽き、表舞台から姿を消す日もそう遠くはないのでしょう。

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